あなたは抜け毛を気にした事がありますか?

髪をセットする際、洗髪の際、起床時など様々な場面で現れる抜け毛。

「このまま抜け続けるといつかはハゲてしまうのではないか?」

抜け毛が多いとこのように不安になりますよね…。

しかし安心してください。

抜け毛が多いから薄毛(AGA)に必ずなってしまう訳ではありません。

今回は「抜け毛」をテーマに以下3つの項でお話しします。

1.誰でも髪の毛はたくさん抜ける。

2.AGAと抜け毛の関係。

3.AGAを毛根から見分ける方法。

1.誰でも髪の毛はたくさん抜ける。

髪の毛にも寿命があり、誰しもが毎日たくさん抜け落ちています。

では一体どれほどの量が抜けているのでしょうか?

抜け毛の数には性別や年齢によって異なるものの、

だいたいの数は「頭髪数÷髪の毛の寿命」で計算することが出来ます。

これは1日に抜け落ちる毛の数を表す計算式ですね。

・人間は毎日同じように毛が抜ける生き物であること。

・髪の毛には寿命があること。

・ひとつの毛根から何回も毛は生えてくること。

・人の毛根の数は変動しないこと。

これら4つの条件を前提に抜け毛の計算式は成り立っているんです。

男女頭髪の数の平均が約10万本、髪の毛の平均寿命を2~7年の中間値4年とすると、

1日約68本抜け落ちる計算になります。

人間は頭皮から毎日これだけの量を同じペースで脱毛している事を理解しましょう。

2.AGAと抜け毛の関係。

まずAGAを原因とする脱毛は「突然」「大量に」という事は起こりません。

発症する年齢には個人差はあるものの、症状は徐々に進行していくものだからです。

AGAは毛根のマイクロ化が起こる事で発毛サイクルが乱れてしまい、

本来長い時間をかけて成長するはずの毛が成長途中で抜け落ちてしまうんです。

成長途中という事は細く短い産毛の状態で抜けるんですよね。

つまり抜け毛に太く長い毛髪が混ざっていても、

それはしっかり成長して寿命を全うした毛髪である可能性が高い。

3.AGAを毛根から見分ける方法。

抜け毛の毛根には症状によって特有の所見がみられるんです。

その中でも肉眼で判別できそうなモノをご紹介します。

◎正常

健康状態が良好である毛根は黒く、しっかり丸みを帯びている状態です。

◎異常

毛根が細くて尖っているものや毛髪自体が細く、さらに毛根が丸みを失っている状態。

オタマジャクシのように丸みを帯びた毛根の先が細く尖っている状態。

これらの毛根が多くみられる場合はAGAが進行している可能性が高い。

ご自身でセルフチェックしてみましょう。

まとめ

抜け毛が増えたと感じる前に普段からの抜け毛量(約70から100本)では?という事も考慮したい。

シャンプー洗髪時、ドライヤーの乾燥時、起床時の枕元、長時間着帽したヘルメット

など様々な場面で気になる抜け毛の量ですが、

どんな抜け毛が多くみられるのか注目してみてはいかがでしょうか。